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	<title>自動化という夢シリーズ | Bright Living Notes</title>
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	<description>A blog about what really matters. ｜本質を考えるブログ</description>
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	<title>自動化という夢シリーズ | Bright Living Notes</title>
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	<item>
		<title>ランニング仲間で使えるアプリ制作——プロのすごさを知り、それでも作りたかった理由</title>
		<link>https://brightlivingnotes.com/building-grouprun-app-with-ai-series-8/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[fukky]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 27 Apr 2026 09:08:45 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[デジタル・テクノロジー]]></category>
		<category><![CDATA[AIエージェント]]></category>
		<category><![CDATA[Claude Code]]></category>
		<category><![CDATA[Firebase]]></category>
		<category><![CDATA[Mapbox]]></category>
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		<category><![CDATA[アプリ開発]]></category>
		<category><![CDATA[自動化という夢シリーズ]]></category>
		<category><![CDATA[非エンジニア]]></category>
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					<description><![CDATA[GroupRunというランニングアプリを、AIと一緒に作りました。Garmin社にも似たアプリがあるのに、なぜ自分で作ったのか。PWAという選択、Firebase・Mapboxとの出会い、プロのアプリへの敬意。自動化という夢シリーズ第8回。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>シリーズも第8回になります。第1ステージ（第1〜7回）では、AIエージェントとの出会いと、その向き合い方を語ってきました。ここから第2ステージとして、私が実際にClaudeと一緒に作ってきたものを、ひとつずつ紹介していきます。</p>



<p>最初に取り上げるのは「GroupRun」というランニングアプリの話です。</p>



<p>実は、このGroupRunの制作プロセスについては、シリーズが始まる前にすでに記事を書いていました。「<a href="https://brightlivingnotes.com/?p=2365">プログラミング経験ゼロから、AIと一緒にアプリを作った話</a>」という記事です。コピペで進めた作業の流れ、実地テストの様子、完成までの体験を、そちらに詳しく書いてあります。よろしければ、こちらも読んでみてください。</p>



<p>今回のシリーズでは、その続きとして、別の角度からGroupRunのことを書きたいと思います。なぜこのアプリを作ろうと思ったのか。世の中には似たアプリがあるのに、なぜわざわざ自分で作ろうとしたのか。そして、作ってみて感じた、プロのアプリへの敬意の話です。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-1" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-1">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">温泉に向かって走る、仲間たちと</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">ネイティブアプリでは、すでに存在していた</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">PWAという選択——完璧を諦めることで、進めた</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">知らない言葉との、2週間の旅</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">そして、プロのアプリのすごさを実感した</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">それでも、作ってみる価値があった</a><ol><li><a href="#toc7" tabindex="0">【このシリーズについて】</a></li></ol></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">温泉に向かって走る、仲間たちと</span></h2>



<p>私には、長年続けているランニングの習慣があります。30年以上、走り続けてきました。</p>



<p>そして、同じランニング仲間たちと、ときどき銭湯（時には温泉施設）へ行くことがあります。集まり方が、少し変わっています。</p>



<p>もちろん、時間を合わせて一緒に走ることもあります。でも、よくやるのは「ゴール時刻と集合場所だけ決めておいて、各自のペースで出発する」というスタイルです。同じゴールを目指して、それぞれが自分のペースで走る。集合時刻にゴール地点に集まれば、そこから一緒に温泉へ向かう。</p>



<p>このやり方は、走力にばらつきがあるメンバーが集まるときに、とても自然です。速い人は速いペースで、ゆっくりの人はゆっくりのペースで。誰も誰かに合わせる必要がありません。</p>



<p>ただ、走っている最中、他のメンバーが今どのあたりにいるのか、誰がもうすぐゴールに着きそうなのか——それが分かるものがあったら、もっと面白いだろうな、と感じていました。GroupRunを作ろうと思った原点は、この「あったらいいな」という気持ちでした。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">ネイティブアプリでは、すでに存在していた</span></h2>



<p>正直に書いておきたいことがあります。</p>



<p>実は、グループランのような機能を持つアプリは、ネイティブアプリの世界にはすでに存在します。たとえばGarmin Connect等の純正アプリでは、グループランで仲間の位置を共有できる機能が提供されています。私自身が使ったわけではないので詳細までは分かりませんが、機能としては実用的なはずです。</p>



<p>つまり、私が作ろうとしたものは、世の中にまったくないものではありませんでした。</p>



<p>それでも、私は「自分でも作ってみたい」と思いました。</p>



<p>ちょうどClaude Codeを使い始めた時期と、この発想が重なったのです。完成したアプリを使うことと、自分で作ってみることは、まったく違う体験だと感じていました。ボタンを押すだけで使えるアプリと、自分で形を作っていくアプリ。後者の方に、強く惹かれたのです。</p>



<p>一度、自分の手で作ってみたい。その思いの方が、強かったのです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">PWAという選択——完璧を諦めることで、進めた</span></h2>



<p>制作の途中で、大きな壁にぶつかりました。</p>



<p>スマートフォンのバックグラウンドでGPSを継続的に計測する機能です。これを実現するには、Appleの公式アプリストアを通じた審査が必要になることが分かりました。私が作ろうとしていたのはPWA(プログレッシブウェブアプリ)というWebアプリの種類で、これだとバックグラウンドGPSには制約があるのです。</p>



<p>選択肢は二つでした。本格的なネイティブアプリとして開発を進め、Appleの審査を受ける道。あるいは、PWAの制約の中でできる範囲で完成させる道。</p>



<p>私が選んだのは、後者でした。</p>



<p>今回のテーマは、「完全版のアプリをリリースする」ではなく、「AIを使って、自分でアプリを作ってみる」ことだったからです。だから、迷うことなくそのまま進めました。</p>



<p>完璧でなくてもいい。動くものを、自分の手で作る。それが目的でした。</p>



<p>この判断は、結果的に正解だったと感じています。完璧を目指していたら、途中で挫折していたかもしれません。「ここまでで充分」と決められたから、最後まで辿り着けたのです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">知らない言葉との、2週間の旅</span></h2>



<p>GroupRunを作る過程で、知らない言葉がたくさん出てきました。</p>



<p>Firebase、Mapbox、Node.js、VS Code。最初は何のことか、まったく分かりませんでした。</p>



<p>これらは一つひとつ、別の会社が提供している別のサービスや道具です。Firebaseは、データを保存するためのGoogleのサービス。Mapboxは、地図を表示するための専門のサービス。Node.jsとVS Codeは、開発作業をするための土台となる道具。</p>



<p>聞いたこともない名前の道具を、一つずつアカウント作成して、インストールして、設定していく。完成までに、おおよそ2週間かかりました。</p>



<p>ここで気づいたことがあります。一つのアプリを作るためには、自分のパソコンの中だけでは完結しないということです。地図を表示するなら、その地図データを提供している会社のサービスが必要。データを保存するなら、それを保管している会社のサービスが必要。一つのアプリは、いくつもの外部サービスの上に成り立っている。</p>



<p>第3回で、Power Automate Desktopで一つの自動化を作った話を書きました（<a href="https://brightlivingnotes.com/pc-automation-dream-rpa-pad-ai-series-3/">第3回「パソコン自動化の夢——憧れて、試して、たどり着いた話」</a>）。あのときは、自分のパソコンの中だけで完結する自動化でした。GroupRun制作は、それより一段階複雑な世界に踏み込む経験でした。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">そして、プロのアプリのすごさを実感した</span></h2>



<p>GroupRunを作ってみて、強く感じたことがあります。</p>



<p>それは、世の中で公式に展開されているネイティブアプリの完成度の高さです。</p>



<p>私が作ったPWAは、動きます。基本的な機能は満たしています。でも、App Storeに並んでいるアプリの完成度とは、明らかに別次元です。バックグラウンドでの動作、通知、デザインの細部、エラー処理、セキュリティ。プロが作るアプリには、見えない部分にも膨大な工夫が詰まっています。</p>



<p>私が作ったのは、「動くもの」のレベル。プロのアプリは、「商品として人に提供できるもの」のレベル。この二つの間には、深い溝があります。</p>



<p>一つのアプリをリリースするまでに、どれだけ多くの工数と時間がかかっているか。そして、どれだけ多くの関連サービスが関わっているか。これは、自分で作ってみて初めて分かったことでした。</p>



<p>冒頭で触れたGarmin社のアプリも、当然ですが、長い時間と多くの人の手をかけて作られています。それを「ボタン一つで使える形」で提供してくれている。これは本当にありがたいことです。</p>



<p>プロのエンジニアの仕事への敬意が、自然と湧いてきました。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">それでも、作ってみる価値があった</span></h2>



<p>そう感じながらも、もう一つの気持ちがあります。</p>



<p>「それでも、作ってみる価値があった」という気持ちです。</p>



<p>完成度ではプロには及びません。でも、自分の手で作ったアプリには、プロのアプリにはない価値があります。それは、作る過程で得られた理解です。</p>



<p>地図はどうやって表示されるのか。GPSのデータはどう取得して、どう記録するのか。複数の人が同じ画面を共有するには、何が必要なのか。これらは、ボタン一つで使えるアプリを使っているだけでは、決して得られない理解です。</p>



<p>そして、何より——「自分にも作れた」という体験そのものが、価値でした。</p>



<p>会社員時代の私だったら、こんなアプリを自分で作ろうなんて、考えもしなかったでしょう。一筋縄ではいかないことは分かっている。でも、AIという相棒がいる時代は、最初の一歩のハードルが圧倒的に低い。</p>



<p>完璧ではなくていい。動くものを、自分の手で作る。その経験が、自分の中に新しい視点をもたらします。「あれは作れる」「これも作れる」——一度作ってみると、可能性の見え方が変わるのです。</p>



<p>これが、第2ステージの最初の記事として、私が書きたかったことです。</p>



<p>次回は、GroupRunとは違って、もっと日常的に使える、いくつかのアプリをご紹介したいと思います。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc7">【このシリーズについて】</span></h3>



<p>この記事は「パソコンのなかった時代から追いかけてきた、自動化という夢」シリーズの一編です。非エンジニアの私が、AIエージェントと向き合いながら体験したことを、ひとつずつ記録していきます。</p>



<p><strong>シリーズの他の記事はこちらからご覧いただけます：</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li><a href="https://brightlivingnotes.com/automation-dream-pre-pc-era-series-1/">第1回：パソコンのなかった時代から追いかけてきた、自動化という夢——ついに、その扉が開いた話</a></li>
<li><a href="https://brightlivingnotes.com/automation-dream-pre-pc-era-series-2/">第2回：会社員時代、毎日の仕事の中で静かに願っていた『自動化』——朝のメール、報告書、そして同僚との小さな会話</a></li>
<li><a href="https://brightlivingnotes.com/pc-automation-dream-rpa-pad-ai-series-3/">第3回：パソコン自動化の夢——憧れて、試して、たどり着いた話</a></li>
<li><a href="https://brightlivingnotes.com/what-is-terminal-for-ai-answered/">第4回：ターミナルって、何のためにあるんだろう?——長年の疑問に、AIが答えをくれた</a></li>
<li><a href="https://brightlivingnotes.com/how-my-relationship-with-ai-changed-vibe-coding/">第5回：AIとの付き合い方は、こうして変わってきた——そして、バイブコーディングという大きな波</a></li>
<li><a href="https://brightlivingnotes.com/claude-my-partner-non-engineer-ai-journey/">第6回：驚きの連続から、Claudeが相棒になった——チャットもエージェントも、この道具で</a></li>
<li><a href="https://brightlivingnotes.com/embracing-ai-agents-at-my-own-pace-series-7/">第7回：自分のペースで、新しい技術エージェントAIと向き合う——焦らず、でも諦めず</a></li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>自分のペースで、新しい技術エージェントAIと向き合う——焦らず、でも諦めず</title>
		<link>https://brightlivingnotes.com/embracing-ai-agents-at-my-own-pace-series-7/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[fukky]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 25 Apr 2026 09:10:44 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[デジタル・テクノロジー]]></category>
		<category><![CDATA[AIエージェント]]></category>
		<category><![CDATA[AI活用]]></category>
		<category><![CDATA[Claude Code]]></category>
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		<category><![CDATA[リスキリング]]></category>
		<category><![CDATA[自動化という夢シリーズ]]></category>
		<category><![CDATA[非エンジニア]]></category>
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					<description><![CDATA[ワープロからパソコン、インターネット、そしてAIエージェントへ。何度もリセットを経験してきた60代の私が、新しい技術と向き合うときに大事にしている姿勢を綴る。自動化という夢シリーズ第7回・第1ステージ締めくくり。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>シリーズの第1ステージとなるこの記事も、今回で締めくくりです。</p>



<p>これまで、パソコンが登場する前の時代から、自動化への憧れ、ターミナルの理解、そしてClaudeという相棒との出会いまで、自分の歩んできた道を振り返ってきました。</p>



<p>最後に、新しい技術と向き合うときの、私なりの姿勢について書きたいと思います。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">パソコンが、初めて世に出た日のこと</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">そして今、AIによってまた使い方が変わった</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">年齢を意識しながらAIに触れている人は、あまりいないのでは</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">自分のペースで取り組めること——これが最大の強み</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">自分の手を動かすと、世の中の変化が見える</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">ものの見方をリセットする、ということ</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">これからも、リセットの時はやってくる</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">ここまでが、シリーズの第1ステージでした</a><ol><li><a href="#toc9" tabindex="0">【このシリーズについて】</a></li></ol></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">パソコンが、初めて世に出た日のこと</span></h2>



<p>パソコンというものが世の中に登場したとき、「これはすごい、何か未来を感じるものが出てきた」という印象を持ちました。</p>



<p>最初はインターネットもない時代でした。それでもワープロというものが少しずつ消えていき、パソコンがその代わりとして使われ始めました。最初は「ワープロの代わり程度」という認識だったのが、表計算、年賀状作成、文書のやりとり、と用途が増えていきました。</p>



<p>そしてインターネットが普及すると、また別の世界が開けました。電子メール、Web閲覧、外とのつながり。同じパソコンが、違う道具に見えてきた瞬間でした。</p>



<p>同じパソコン一つでも、新しい技術が加わるたびに、使い方が変化する。これは私が何度も経験してきた、新しい技術との付き合い方の基本パターンでもあります。</p>




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</div>


<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">そして今、AIによってまた使い方が変わった</span></h2>



<p>そして今、AIと組み合わさったエージェント機能という、新しい使い方が誕生しました。</p>



<p>過去のリセットの延長線上に、今のエージェント型AIがあります。パソコンでできることが、また大きく変わった瞬間です。</p>



<p>ワープロからパソコンへ、パソコンからインターネットへ、そしてAIエージェントへ。これは私にとって、何度目かの「リセット」の時期になります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">年齢を意識しながらAIに触れている人は、あまりいないのでは</span></h2>



<p>ここで一つ、感じていることを書いておきたいと思います。</p>



<p>おそらく、年齢を意識しながらAIに接している人は、あまり多くないのではないでしょうか。</p>



<p>私自身、AIに触れるとき、自分が60代であることを特別意識しているわけではありません。義務感もありません。シンプルに、興味があるから触ってみたい。それだけのことです。「なぜ自分がこれを学ぶのか」と問うこともなく、ただ思いのまま、時間を費やしている感覚です。</p>



<p>意外にも、まわりの景色——他の人がどう思うか、自分の年齢が適しているか——そういったことを、気にすることはほとんどありません。これが本当のところです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">自分のペースで取り組めること——これが最大の強み</span></h2>



<p>新しい技術を学ぶ上で、自分にとって一番のメリットは何かと考えると、紛れもなく「自分のペースで取り組めること」です。</p>



<p>仕事から離れた今、誰かに急かされることもなく、納期もありません。行き詰まったら時間を置いて、別のことに向き合い、また戻る。この繰り返しが、自然にできます。</p>



<p>「今日はここまで分かった、続きは明日にしよう」——そう言える環境は、現役で働いていた頃にはありませんでした。あの頃は、限られた時間の中で結果を出さなければならない。学ぶ時間そのものが、贅沢でした。</p>



<p>今は違います。時間という最大の資源が、自分の側にあります。これは間違いなく、新しい技術を学ぶ上での強みです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">自分の手を動かすと、世の中の変化が見える</span></h2>



<p>AIはあくまでも手段です。</p>



<p>目的により早く、より確実に到達できる手段として、私は学んでいます。たとえ仕事から離れて実務がなくても、自分の手を動かしてみると、世の中の変化を肌で感じることができます。</p>



<p>この感覚があるからこそ、世の中が大きく変わっていくこと、そして何かが役に立つ時が来ることを、信じることができます。</p>



<p>ちなみに現状、エージェント型AIを使うには、有料サブスク契約が必要です。先々の契約形態がどうなるかは分かりませんが、今この時期に課金して、この貴重な体験をすることに価値を感じています。だから、課金への迷いはありませんでした。出費はあっても、得られる体験の方が大きいと判断したのです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">ものの見方をリセットする、ということ</span></h2>



<p>ここで、私が大事にしている考え方を一つ書いておきたいと思います。</p>



<p>それは、ものの見方をリセットする時が、必ず来るということです。</p>



<p>パソコンは以前からありました。でもAIの登場によって、使い方が変わり、大きな成果を出せるようになりました。パソコンでできることの認識が、明らかに変わったのです。</p>



<p>もし以前のままの見方だけにとどまっていたら、改めて接することもなかったでしょう。「これは知っている道具だから」「もう昔触ったから」——そう決めつけてしまうと、新しい可能性は見えてこないのです。</p>



<p>特に最近のAIエージェントに関するアップデートは、ほんの数ヶ月で大きく変わってきました。エンジニアでなくても、ここまで使えるようになった——この実感は、自分の手を動かして、はっきりと分かったことです。本を読んだり、人の話を聞いたりしているだけでは、辿り着けなかった理解です。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc7">これからも、リセットの時はやってくる</span></h2>



<p>ひょっとしたら先々、スマートフォンも、技術革新で違った使い方ができるようになるかもしれません。世の中の進歩とは、そういうものだと思います。</p>



<p>だから、常にアンテナを張り、敏感であることが大切です。</p>



<p>昔の見方ではなく、今の自分がどう扱えるかを考え続ける。これができれば、年齢に関係なく、とても豊かな生活につながると、私は信じています。</p>



<p>焦る必要はありません。でも、立ち止まる必要もありません。自分のペースで、自分の興味の赴くままに、新しい技術と向き合っていく。それが、私が今できる、新しい時代との一番自然な付き合い方です。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc8">ここまでが、シリーズの第1ステージでした</span></h2>



<p>ここまでの7回で、私が新しい技術と向き合うようになった経緯を、丁寧に振り返ってきました。</p>



<p>パソコンのなかった時代から、自動化への夢を追いかけてきたこと。会社員時代に願っていたこと。RPAという憧れ。ターミナルという長年の疑問。AIとの付き合い方の進化。Claudeという相棒。そして今回の、新しい技術への向き合い方。</p>



<p>次回からはいよいよ、私が実際に作ったもの、試したことを、一つずつ紹介していくステージに入ります。プログラミング知識のない私が、AIとの対話だけで作り上げてきた小さなアプリやツールたち。それらの制作の記録を、できるだけ正直に、できるだけ具体的に書いていきたいと思います。</p>



<p>シリーズはまだ続きます。引き続き、お付き合いいただければ嬉しいです。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc9">【このシリーズについて】</span></h3>



<p>この記事は「パソコンのなかった時代から追いかけてきた、自動化という夢」シリーズの一編です。非エンジニアの私が、AIエージェントと向き合いながら体験したことを、ひとつずつ記録していきます。</p>



<p><strong>シリーズの他の記事はこちらからご覧いただけます：</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li><a href="https://brightlivingnotes.com/automation-dream-pre-pc-era-series-1/">第1回：パソコンのなかった時代から追いかけてきた、自動化という夢——ついに、その扉が開いた話</a></li>
<li><a href="https://brightlivingnotes.com/automation-dream-pre-pc-era-series-2/">第2回：会社員時代、毎日の仕事の中で静かに願っていた『自動化』——朝のメール、報告書、そして同僚との小さな会話</a></li>
<li><a href="https://brightlivingnotes.com/pc-automation-dream-rpa-pad-ai-series-3/">第3回：パソコン自動化の夢——憧れて、試して、たどり着いた話</a></li>
<li><a href="https://brightlivingnotes.com/what-is-terminal-for-ai-answered/">第4回：ターミナルって、何のためにあるんだろう?——長年の疑問に、AIが答えをくれた</a></li>
<li><a href="https://brightlivingnotes.com/how-my-relationship-with-ai-changed-vibe-coding/">第5回：AIとの付き合い方は、こうして変わってきた——そして、バイブコーディングという大きな波</a></li>
<li><a href="https://brightlivingnotes.com/claude-my-partner-non-engineer-ai-journey/">第6回：驚きの連続から、Claudeが相棒になった——チャットもエージェントも、この道具で</a></li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>驚きの連続から、Claudeが相棒になった——チャットもエージェントも、この道具で</title>
		<link>https://brightlivingnotes.com/claude-my-partner-non-engineer-ai-journey/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[fukky]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 23 Apr 2026 07:17:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[デジタル・テクノロジー]]></category>
		<category><![CDATA[AIエージェント]]></category>
		<category><![CDATA[AI活用]]></category>
		<category><![CDATA[Claude Code]]></category>
		<category><![CDATA[Claude.ai]]></category>
		<category><![CDATA[自動化という夢シリーズ]]></category>
		<category><![CDATA[非エンジニア]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://brightlivingnotes.com/?p=3372</guid>

					<description><![CDATA[ChatGPTやGeminiから、どうやってClaudeに辿り着いたのか。エージェント型Claude Codeに感動し、コスト面からチャット型もClaudeに集約した、非エンジニアのAI道具選び。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>AIとの付き合いは、私にとってまだそれほど長くありません。でも、この短い期間の中で、使う道具はいくつか変わってきました。今回は、私がどうやって今の「相棒」に辿り着いたのか、その経緯を書いてみたいと思います。</p>


  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-3" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-3">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">AIには、いろいろな種類があった</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">エージェント型という、新しい波</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">驚きの連続だった</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">コスト面から、Claudeに集約することにした</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">Claude.aiとClaude Code、私の使い分け</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">今はClaudeだが、未来はわからない</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">使えるかどうかは、手を動かしてから決める</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">AIには、いろいろな種類があった</span></h2>

<p>最初に私がAIに触れたのは、やはりChatGPTでした。世の中で話題になっていたので、試しに使い始めたのです。</p>

<p>使い始めてみると、これは便利でした。文章作成の相棒として、大いに役立ってくれます。その後、Geminiも使うようになりました。この二つを中心に、文章作成やちょっとした調べ物に活用していました。</p>

<p>二つを比べると、印象は少し違いました。ChatGPTは丁寧な回答をしてくれますが、その分、結論にたどり着くまでが少し長いと感じることがありました。一方、Geminiは簡潔で、答えがはっきりしている印象です。</p>

<p>その頃の私にとって、Claudeは選択肢に入っていませんでした。「Claudeはエンジニア向きの道具だ」となんとなく思い込んでいたのです。自分のような非エンジニアが使う道具ではないだろう、と。</p>



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</div>
</div>

<h2><span id="toc2">エージェント型という、新しい波</span></h2>

<p>そんなある日、「エージェント型」という言葉が、あちこちで聞こえてくるようになりました。</p>

<p>それまでのAIは、基本的にチャット型——つまり、質問を投げて答えをもらう、というやりとりが中心でした。でもエージェント型は、AIが自分で考えて、パソコンを操作してくれる。ファイルを作ったり、フォルダを整理したり、プログラムを書いたり。</p>

<p>その中でも、よく名前を聞いたのがClaude Codeでした。</p>

<p>正直、少し引っかかるところもありました。Claude Codeを使うには、有料プランに加入する必要があるのです。月々の出費が増えることへの、ちょっとした抵抗感です。</p>

<p>でも、話を聞けば聞くほど、気になって仕方がない。結局、思い切って試しにインストールしてみることにしました。</p>

<h2><span id="toc3">驚きの連続だった</span></h2>

<p>インストールが終わって、Claude Codeに最初の指示を出した瞬間——驚きの連続が始まりました。</p>

<p>私が「こういうアプリを作りたい」と日本語で伝えたら、AIが自動的にコードを書き始めたのです。どんどん画面に文字が流れていく。これは何かを指示する、それを受けて処理する、そしてまた次の作業に進む。</p>

<p>目の前で、AIが<strong>勝手に考えて</strong>、<strong>勝手に動いている</strong>。</p>

<p>私が何か打ち込むたびに、AIが少し考えて、「こういう方法でやりましょう」と提案してくる。そして承認すれば、ものすごい速度で作業が進んでいく。</p>

<p>これは感動するレベルでした。</p>

<p>会社員時代、エンジニアの人たちがキーボードを叩いて何かを作っているのを、遠くから眺めていた記憶があります。あれと同じようなことが、今、自分のパソコンで起きている。しかも自分が日本語で指示しているだけで。</p>

<h2><span id="toc4">コスト面から、Claudeに集約することにした</span></h2>

<p>Claude Codeの使い心地があまりに良かったので、自然と考えたことがありました。</p>

<p>「これは外せない道具になった。だったら、チャット型もClaudeで統一した方がいいかもしれない」</p>

<p>理由は、単純にコストです。複数のAIサービスに毎月お金を払い続けるのは、やはり負担になります。ChatGPT、Gemini、そしてClaude。三つとも有料プランにすると、それなりの金額です。</p>

<p>Claude Codeは私の新しい主力道具になった。だったら、Claudeの中に含まれているチャット型のサービス(Claude.ai)も使えばいい。そうすれば、コストを抑えながら、一つの会社の道具に揃えられる。</p>

<p>こうして、私は文章作成もClaude.ai、パソコンの操作やアプリ作りはClaude Codeという形に、自然と落ち着きました。</p>

<h2><span id="toc5">Claude.aiとClaude Code、私の使い分け</span></h2>

<p>今の私の使い分けは、とてもシンプルです。</p>

<p>文章を書いたり、考えを整理したり、調べ物をしたりするときは、Claude.ai(チャット型)を使います。ブラウザを開いて、質問を打ち込むだけ。これまでChatGPTやGeminiでやっていたことを、そのままClaude.aiに移した形です。</p>

<p>パソコンを動かしてほしいとき、アプリやホームページを作りたいときは、Claude Code(エージェント型)を使います。ターミナルを開いて、指示を出すと、勝手に作業が進んでいく。</p>

<p>この二つの使い分けで、ほとんど困ることがなくなりました。Claude Codeで分からないことがあれば、Claude.aiに聞く。Claude.aiで整理した内容を、Claude Codeに渡して作業させる。二つの顔を、行ったり来たりしながら使っています。</p>

<p>Claudeにはもう一つ「Cowork」という顔もあって、これは仕事の業務を代行するための道具だと聞いています。最初に少しだけ触ってみたことはあります。でも私の場合、アプリを作ってみたいという気持ちが強かったので、自然とClaude Codeの方に進んでいきました。今のところ、それで十分に間に合っています。</p>

<h2><span id="toc6">今はClaudeだが、未来はわからない</span></h2>

<p>ここまで書いてきましたが、一つだけ、正直に言っておきたいことがあります。</p>

<p>AIの技術の進歩は、凄まじいほど早いということです。</p>

<p>今日「これが一番」と思っている道具が、来月にはもっと良いものが登場しているかもしれません。別の会社から、驚くような新しいサービスが出てくるかもしれない。</p>

<p>そのときは、私はためらわずに新しいサービスに乗り換えると思います。</p>

<p>特定の道具にこだわり続けるのは、あまり賢いやり方ではありません。その時その時で、自分にとって一番合う道具を選んでいく。それが、この変化の激しい時代での、最も理にかなった付き合い方だと思っています。</p>

<p>完全な道具はありません。そして、永遠に最強の道具もありません。柔軟に選び続けること——これが、AIと付き合う上での基本姿勢だと、私は考えています。</p>

<h2><span id="toc7">使えるかどうかは、手を動かしてから決める</span></h2>

<p>振り返ってみると、私がClaudeに辿り着いたのは、「まず試してみた」からでした。</p>

<p>「エンジニア向きの道具かもしれない」と思いながらも、思い切ってインストールしてみた。あのときの小さな一歩がなければ、今の「驚きの連続」には出会えていませんでした。</p>

<p>使えるかどうかの判断は、実際に手を動かしてみて、それがどうだったかを見て決める。これが一番確かな方法だと思います。長い時間触れば、それだけ、道具との付き合い方も深まっていきます。</p>

<p>Claudeを使い始めた頃の自分に、一言アドバイスするとしたら、こう言うと思います。</p>

<p>「迷っているなら、まず手を動かしなさい。使ってみなければ、わからないのだから」</p>

<p>次回は、60代で新しい技術を学ぶということについて、私なりに考えてきたことを書きたいと思います。焦らず、でも諦めず。この歳で新しい道具と向き合うときの、自分なりの心構えの話です。</p>

<hr>

<p><strong>【このシリーズについて】</strong><br>
この記事は「パソコンのなかった時代から追いかけてきた、自動化という夢」シリーズの一編です。非エンジニアの私が、AIエージェントと向き合いながら体験したことを、ひとつずつ記録していきます。<br>
シリーズの他の記事はこちらからご覧いただけます → <a href="https://brightlivingnotes.com/tag/automation-dream-series/">自動化という夢シリーズ一覧</a></p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>AIとの付き合い方は、こうして変わってきた——そして、バイブコーディングという大きな波</title>
		<link>https://brightlivingnotes.com/how-my-relationship-with-ai-changed-vibe-coding/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[fukky]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 22 Apr 2026 08:40:02 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[デジタル・テクノロジー]]></category>
		<category><![CDATA[AI・Claude、エンジニア思考、非エンジニア、生産性、アプリ作成]]></category>
		<category><![CDATA[AIエージェント]]></category>
		<category><![CDATA[AI活用]]></category>
		<category><![CDATA[Claude Code]]></category>
		<category><![CDATA[バイブコーディング]]></category>
		<category><![CDATA[自動化という夢シリーズ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://brightlivingnotes.com/?p=3356</guid>

					<description><![CDATA[検索からAIへの変化、相談役としてのAI活用、そしてバイブコーディングという大きな波。非エンジニアが感じる社会の地殻変動。自動化という夢シリーズ第5回。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>AIが広く知られるようになってから、私のパソコンの使い方も、少しずつ変わってきました。</p>
<p>今回は、その変化を素直に振り返ってみたいと思います。そして、ここに来て感じている「これは大きな波だ」という確信についても、書いておきたいのです。</p>


  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-4" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-4">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">検索からAIへ、私の調べ方が変わってきた</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">ただし、AIは堂々と間違えることもある</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">リアルタイム会話への、ちょっとした抵抗</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">AIは「相談役」として、第三者の視点をくれる</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">そして、バイブコーディングという言葉をよく聞くようになった</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">期待は、思いのほか早く現実になった</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">これは、インターネット以来の大きな波</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">検索からAIへ、私の調べ方が変わってきた</span></h2>
<p>最初に変わったのは、調べ物の仕方でした。</p>
<p>以前は、何か知りたいことがあると、まず検索エンジンに言葉を入れていました。検索結果の中から、それらしいページを開いて、上から順に読んでいく。複数のページを行き来しながら、自分なりに情報を組み立てていく。これが当たり前の手順でした。</p>
<p>それが、AIが登場してから変わりました。検索ではなく、AIに直接「これについて教えて」と聞くようになったのです。AIは整理された答えを返してくれます。そして、分からない部分があれば、さらに深掘りして「ここをもっと詳しく」と聞いていく。</p>
<p>表面的な知識だったものが、対話を重ねるうちに、ぐっと深く理解できるようになっていきました。これは大変重宝しています。</p>





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</div>
</div>

<h2><span id="toc2">ただし、AIは堂々と間違えることもある</span></h2>
<p>ただ、いいことばかりではありません。</p>
<p>ときどき、「これは何だかおかしいな」と直感的に感じる瞬間があります。AIの答えに、何か違和感がある。そうなのか?と疑問が湧く。</p>
<p>AIは堂々と誤ったことを発言することがある——そう聞いていたので、なるほど、これか、と思いながら、別のAIに同じ質問をしてみたり、あるいは検索エンジンに戻って確かめたりすることになります。</p>
<p>特に最新の情報については、AIが弱い分野です。何月何日の出来事、最新の製品情報、価格、こうしたものはAIだけに頼ると間違えやすい。だから、最新情報については検索でカバーする、という使い分けが、自然と身についてきました。</p>

<h2><span id="toc3">リアルタイム会話への、ちょっとした抵抗</span></h2>
<p>AIの機能の中に、こちらの声を聞き取って、AIが声で答えてくれる「リアルタイム会話」というものがあります。</p>
<p>実は、これにはちょっとした抵抗がありました。</p>
<p>パソコンやスマートフォンに向かって、声を出して話しかける。これがどうも、自分にはまだしっくりこないのです。一人で部屋にいるならまだしも、外出先や電車の中ではとても使えません。</p>
<p>これは私の世代特有の感覚かもしれません。でも、無理に使う必要もないと思っています。AIは文字での対話でも十分に役立つので、自分が使いやすい形で付き合えばいい。新しい技術を全部一気に取り入れる必要はないのですから。</p>

<h2><span id="toc4">AIは「相談役」として、第三者の視点をくれる</span></h2>
<p>私が最も価値を感じているのは、AIを「相談役」として使うことです。</p>
<p>何かを考えているとき、自分の判断に偏りがないか、何か見落としていないか、それを確認するためにAIに聞く。第三者の視点を取り入れることで、自分の考えを客観的に見直すことができます。</p>
<p>これは、とても良い使い方だと感じています。</p>
<p>ただし、大事なことが一つあります。<strong>最終的な判断は、自分でするべき</strong>だということです。AIはあくまでアドバイザーであって、決定権を渡す相手ではありません。いくつかの視点を提供してもらう、別の角度から考えるきっかけをもらう——その範囲にとどめるべきだと思っています。</p>
<p>慣れるまでには、もう少し時間がかかるかもしれません。でも、この使い方は、ぜひ自分のものにしていきたいと思っています。</p>

<h2><span id="toc5">そして、バイブコーディングという言葉をよく聞くようになった</span></h2>
<p>AIの進化とともに、もう一つ気になる言葉が、よく聞こえてくるようになりました。</p>
<p>「バイブコーディング」です。</p>
<p>プログラマーが、自分でコードを書かずに、AIに「こういうものを作って」と話しかけるだけで、プログラムを作ってもらう。そんな新しい働き方が、最近「バイブコーディング」と呼ばれて、よく話題になっています。</p>
<p>このバイブコーディングの中で、私が今まさに使っているClaude Codeの名前も、しばしば出てくるようになりました。</p>
<p>最初に聞いたとき、「へえ、面白い時代になったな」と思いました。プログラマーという専門職の人たちが、AIに仕事を任せて、自分はもっと大事な判断に集中する。生産性が大きく上がっているという話です。</p>
<p>ただ、よくよく調べてみると、これは「プログラマーがいなくなる」という話ではないと分かりました。AIが書いてくれるのは、あくまで全体の中の部分的な部分。それが正しいか、エラーを起こさないか、最終的な判断は人間がする必要がある。プログラマーの工数を大きく削減する道具、という位置づけでした。</p>
<p>それでも、私は淡い期待を抱きました。「もしかしたら、いずれは私のような非エンジニアでも、何か作れる時代が来るかもしれない」と。</p>

<h2><span id="toc6">期待は、思いのほか早く現実になった</span></h2>
<p>その期待は、思いのほか早くやってきました。</p>
<p>AIの進化は、恐ろしいほど早かったのです。</p>
<p>エンジニアでなくても、コードを書かなくても、ほぼ期待した通りのアプリやホームページが作れるようになりました。100点満点ではないかもしれません。でも、自分が「こういうものが欲しい」と日本語で伝えれば、まるで隣にプログラマーがいるかのように、形にしてくれる。</p>
<p>しかも、圧倒的に早い。</p>
<p>会社員時代に「こういう仕組みがあったらいいのに」と思っていたものが、今なら数十分から数時間で形になります。あの頃、専門の人にお願いしても何日もかかっていたものが、です。</p>

<h2><span id="toc7">これは、インターネット以来の大きな波</span></h2>
<p>これは、インターネットが社会を変えたように、間違いなく社会を変える出来事だと、私は感じています。</p>
<p>生産性が1.5倍とか2倍といったレベルではありません。5倍、10倍といったレベルの話になっています。一人でできることの範囲が、桁違いに広がっているのです。</p>
<p>最初のインストールやパソコンの設定さえ正しく完了すれば、その後は分からないことをAI自身に聞きながら進めていけます。学習の手段も、AIが提供してくれるのです。これも今までになかった環境です。</p>
<p>私は今、この大きな波の入り口に立っています。会社員時代、横目で眺めることしかできなかった「自動化」が、いま、自分の手の中にある。プログラミングを学ばなくても、AIに話しかけるだけで、ものが作れる。</p>
<p>これが、私の今の率直な実感です。</p>
<p>次回は、この相棒「Claude」という道具を、私がどうやって理解していったかについて書きたいと思います。チャット、コワーク、コード——いくつもの顔を持つこの道具を、混乱しながら少しずつ整理していった記録です。</p>

<hr>

<p>【このシリーズについて】<br>
この記事は「パソコンのなかった時代から追いかけてきた、自動化という夢」シリーズの一編です。非エンジニアの私が、AIエージェントと向き合いながら体験したことを、ひとつずつ記録していきます。<br>
シリーズの他の記事はこちらからご覧いただけます → <a href="https://brightlivingnotes.com/tag/%e8%87%aa%e5%8b%95%e5%8c%96%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e5%a4%a2%e3%82%b7%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%ba/">シリーズ一覧</a></p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>ターミナルって、何のためにあるんだろう?——長年の疑問に、AIが答えをくれた</title>
		<link>https://brightlivingnotes.com/what-is-terminal-for-ai-answered/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[fukky]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 21 Apr 2026 08:36:23 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[デジタル・テクノロジー]]></category>
		<category><![CDATA[AI・Claude、エンジニア思考、非エンジニア、生産性、アプリ作成]]></category>
		<category><![CDATA[AIエージェント]]></category>
		<category><![CDATA[Claude Code]]></category>
		<category><![CDATA[Claude Code、ターミナル、AI活用、初心者、Mac]]></category>
		<category><![CDATA[コマンドライン]]></category>
		<category><![CDATA[自動化という夢シリーズ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://brightlivingnotes.com/?p=3347</guid>

					<description><![CDATA[映画のハッカーが使うあの黒い画面「ターミナル」。非エンジニアの私が、ターミナルとClaude Codeの関係を理解した瞬間を記録します。自動化という夢シリーズ第4回。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>前回までは、「自動化」という言葉をめぐる長年の旅について書きました。今回はもう一つ、私が長年抱え続けていた疑問について、話したいと思います。</p>



<p>それは、「ターミナル」という黒い画面についてです。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-5" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-5">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">プログラマーたちの、あの黒い画面</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">ターミナルとは、そもそも何なのか</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">ウィンドウズ95が、パソコンに市民権を与えた</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">すべての操作が、アイコンになったわけではなかった</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">クロード・コードが、突然ターミナルを求めてきた</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">そして、ようやく腑に落ちた</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">通訳がいるから、もう怖くない</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">プログラマーたちの、あの黒い画面</span></h2>



<p>ターミナルと聞いて、真っ先に思い浮かぶ光景があります。</p>



<p>映画に出てくるハッカーが、黒い画面に向かってスラスラとキーボードを叩いている、あの場面。何を打ち込んでいるのか分からない英語の文字列が次々と流れていき、あっという間に任務を完了させる。かっこいいな、と思いながら、同時に「自分には絶対に関係ない世界だ」と感じていました。</p>



<p>プログラマーという人たちは、このターミナルを自由自在に操って、パソコンを思い通りに動かしているらしい。一度身につければ、ずっと役に立つ技術らしい。でも、私には習得できませんでした。何度か触ってみようと思ったこともありましたが、最初の一歩で止まってしまう。結局、「これは別の世界の道具だ」と心の中で整理していました。</p>



<p>そして、正直に言うと、長い間こう思っていました。</p>



<p>「そもそも、ターミナルというのは、何のためにあるんだろう?」</p>



<p>パソコンを使う上で、本当に必要なものなのか。アイコンをクリックすれば何でも動くのに、なぜわざわざ黒い画面に英語を打ち込むのか。この疑問は、ずっと私の中で曖昧なまま残っていました。</p>




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<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="768" height="1376" src="https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-147.webp" alt="" class="wp-image-3351" srcset="https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-147.webp 768w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-147-167x300.webp 167w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-147-572x1024.webp 572w" sizes="(max-width: 768px) 100vw, 768px" /></figure>
</div>
</div>


<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">ターミナルとは、そもそも何なのか</span></h2>



<p>ターミナルというのは、パソコンに文字で命令を送るための画面のことです。黒い背景に、白い文字。マウスもアイコンも使わず、短い言葉を打ち込むだけで、パソコンが動いてくれます。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1978" height="1222" src="https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/terminal-black-screen.webp" alt="ターミナルの黒い画面" class="wp-image-3345" srcset="https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/terminal-black-screen.webp 1978w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/terminal-black-screen-300x185.webp 300w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/terminal-black-screen-1024x633.webp 1024w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/terminal-black-screen-768x474.webp 768w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/terminal-black-screen-1536x949.webp 1536w" sizes="(max-width: 1978px) 100vw, 1978px" /><figcaption class="wp-element-caption">ターミナルの画面と仕組みの解説</figcaption></figure>



<p>実はこのターミナル、パソコンの歴史の中で、とても古くからある仕組みです。ウィンドウズが登場するずっと前から、プロの人たちはこの画面でパソコンを操作していました。黒い画面の方が、元々のパソコンの姿だったのです。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="768" height="1376" src="https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/3da5b3c3e6b5dd7d078bbc5705b88b9f.jpg" alt="ターミナルって、なに？図解" class="wp-image-3346" srcset="https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/3da5b3c3e6b5dd7d078bbc5705b88b9f.jpg 768w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/3da5b3c3e6b5dd7d078bbc5705b88b9f-167x300.jpg 167w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/3da5b3c3e6b5dd7d078bbc5705b88b9f-572x1024.jpg 572w" sizes="(max-width: 768px) 100vw, 768px" /><figcaption class="wp-element-caption">ターミナルをわかりやすく図解</figcaption></figure>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">ウィンドウズ95が、パソコンに市民権を与えた</span></h2>



<p>私たちの多くが初めてパソコンに触れたのは、ウィンドウズ95の時代ではないでしょうか。</p>



<p>ウィンドウズ95が登場して、パソコンはようやく市民権を得ました。画面にアイコンが並んでいて、マウスでクリックすればソフトが立ち上がる。メニューを開けば、一つひとつのボタンに役割が与えられていて、クリックするだけで機能が動き出す。</p>



<p>この「アイコン」という発明は、本当に大きな進歩でした。</p>



<p>それまでターミナルに英語のコマンドを打ち込まなければできなかった操作が、絵柄を押すだけでできるようになったのです。プログラマーでなくても、英語が分からなくても、パソコンを扱えるようになりました。これが、パソコンが一般の人々に広まった最大の理由です。</p>



<p>私たちは、マウスとアイコンのおかげで、コマンドの世界から解放されました。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">すべての操作が、アイコンになったわけではなかった</span></h2>



<p>でも、ここで一つの疑問が生まれます。</p>



<p>すべての操作に、アイコンやボタンが配置されているのだろうか?</p>



<p>答えは「いいえ」です。</p>



<p>そのことに、実は私は長年気づいていませんでした。アイコンで十分に事足りていたので、わざわざその先を知ろうとも思わなかったのです。パソコンとはアイコンをクリックして使うもの——そう信じきっていました。</p>



<p>この事実に気づいたのは、エージェントAI、クロード・コードに初めて触れたときのことでした。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">クロード・コードが、突然ターミナルを求めてきた</span></h2>



<p>あるとき、クロード・コードの画面に、こんな指示が表示されました。</p>



<p>「ターミナルを開いてください。ここに、この命令文をコピペしてください」</p>



<p>え?どうしたらいいの?</p>



<p>まったく分かりませんでした。ターミナルの開き方も、命令文のコピペの仕方も、何一つ知らなかったのです。</p>



<p>でも、ここは素直に聞くことにしました。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p>私:これはどういうふうにしたら良いですか?<br>クロード:ターミナルを開く方法をご案内します。画面右上の虫眼鏡アイコン（スポットライト検索）をクリックして、「ターミナル」と入力してください。検索結果にターミナルのアプリが出てきたら、クリックして開きます。</p>
</blockquote>



<p>表示された通りに操作してみました。すると、見覚えのある黒い画面が、私のパソコンに現れたのです。</p>



<p>映画で見たあの画面。プログラマーたちが使っているあの世界。それが、自分のパソコンの中にもずっとあったのだと、初めて気づきました。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">そして、ようやく腑に落ちた</span></h2>



<p>このとき、長年の疑問がパチンと解けました。</p>



<p>パソコンをもっと自由自在に動かすためには、このターミナルからの指示が、実は一番自然で、理にかなった方法だったのです。アイコンやボタンは、多くの人が簡単にパソコンを使えるようにと用意された「入り口」でしかなかった。その奥には、ずっと元々の指示経路——ターミナル——が残されていた。</p>



<p>そして技術の進歩により、AIが現れました。</p>



<p>AIは、人間の言葉を受け取って、それをターミナルへの命令文に通訳してくれる。私が日本語で「こうしてほしい」と言えば、AIがそれをターミナルが理解できる形に翻訳して、自動で打ち込んでくれる。</p>



<p>「なるほど、そういうことだったのか」</p>



<p>この瞬間、今まで私がクロード・コードでやっていたことの意味が、一気に理解できました。まさに腑に落ちた瞬間でした。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc7">通訳がいるから、もう怖くない</span></h2>



<p>AIは、私の指示に従って、スラスラとファイルを整理してくれました。フォルダも作ってくれました。人間の言葉を正確に理解して、忠実に、しかもあっという間に実行してくれます。</p>



<p>これは、驚き以外の何物でもありませんでした。</p>



<p>ターミナルという黒い画面は、もう怖い存在ではなくなりました。映画の中のハッカーが使っている、自分には縁のない道具ではない。AIという通訳がいれば、私も話しかけるように使える道具なのです。</p>



<p>もっと多くのことを指示すれば、もっと役に立ってくれる。そう確信しました。</p>



<p>長年の疑問——「ターミナルって、何のためにあるんだろう?」——への答えは、ずっと私のすぐそばにあったのですね。ただ、気づくまでに、AIの力を借りる必要があっただけでした。</p>



<p>次回は、この不思議な相棒「クロード」という道具の全体像について、私なりに整理してみたいと思います。チャット、コワーク、コード——いくつもの顔を持つこの道具を、理解するまでに苦労した記録です。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p><strong>【このシリーズについて】</strong><br>この記事は「パソコンのなかった時代から追いかけてきた、自動化という夢」シリーズの一編です。非エンジニアの私が、AIエージェントと向き合いながら体験したことを、ひとつずつ記録していきます。<br>シリーズの他の記事はこちらからご覧いただけます → [シリーズ一覧]</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>パソコン自動化の夢——憧れて、試して、たどり着いた話</title>
		<link>https://brightlivingnotes.com/pc-automation-dream-rpa-pad-ai-series-3/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[fukky]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 20 Apr 2026 07:01:08 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[デジタル・テクノロジー]]></category>
		<category><![CDATA[AIエージェント]]></category>
		<category><![CDATA[Claude Code]]></category>
		<category><![CDATA[Power Automate Desktop]]></category>
		<category><![CDATA[RPA]]></category>
		<category><![CDATA[自動化]]></category>
		<category><![CDATA[自動化という夢シリーズ]]></category>
		<category><![CDATA[非エンジニア]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://brightlivingnotes.com/?p=3335</guid>

					<description><![CDATA[会社員時代に憧れたRPAから、Power Automate Desktopでの初めての自動化体験、そしてAIエージェントへ。プログラミング知識のない非エンジニアが辿り着いた、パソコン自動化の夢の三段階の物語。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>会社員として働いていた頃、ずっと心の片隅にあった言葉があります。</p>



<p>「自動化」。</p>



<p>パソコンが毎日の仕事に欠かせない道具になってからずっと、私はこの言葉に憧れのような感情を抱き続けていました。今回は、その憧れが、どうやって少しずつ形になっていったのかを振り返りたいと思います。</p>



<p>RPA、PAD、そしてAIエージェント。この三つの道具が、私の「パソコン自動化の夢」に、静かに、でも確実に、段階を刻んでくれたのです。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-6" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-6">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">RPAという言葉に出会った日</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">そうか、プログラミングか、と静かに諦めた</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">Power Automate Desktop——もう一つの大きな波</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">AIエージェントに出会って、ようやく分かったこと</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">三段階の、静かな到達点</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">RPAという言葉に出会った日</span></h2>



<p>いつのことだったか、はっきりとは覚えていません。インターネットでパソコンや自動化に関する記事を調べていたときか、いつも見ているニュースサイトでだったか。ある日、「RPA」という言葉が話題になっていることに気づきました。</p>



<p>調べてみると、RPAとは「Robotic Process Automation」の略で、パソコンに決まった操作を覚えさせて、自動的に処理を完了させる仕組みだと分かりました。たとえば、毎朝決まった時間にエクセルを開き、データをコピーして、別のシステムに貼り付ける——そういう繰り返し作業を、ロボットのように代わりにやってくれる道具です。</p>



<p>工場の現場で、機械の動きをプログラムして効率よく動かす仕組みがありますよね。あれの、日常のパソコン業務版だと理解しました。</p>



<p>「これは素晴らしい」と思いました。毎日の繰り返し作業に願っていた「自動でやってくれないか」という思いが、ついに形になる道具がある。早く一般の人でも使えるようにならないかな、と期待しました。</p>



<p>けれど、よく調べるほどに、ため息が出てきます。RPAを扱うには、プログラミングの知識と、Windowsの仕組みへの深い理解が必要だったのです。専門のエンジニアでないと、とても触れない道具でした。</p>




<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-28f84493 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1080" height="1920" src="https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-144.webp" alt="" class="wp-image-3338" srcset="https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-144.webp 1080w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-144-169x300.webp 169w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-144-576x1024.webp 576w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-144-768x1365.webp 768w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-144-864x1536.webp 864w" sizes="(max-width: 1080px) 100vw, 1080px" /></figure>
</div>


<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1080" height="1920" src="https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide_right_3335_v2.webp" alt="" class="wp-image-3341" srcset="https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide_right_3335_v2.webp 1080w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide_right_3335_v2-169x300.webp 169w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide_right_3335_v2-576x1024.webp 576w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide_right_3335_v2-768x1365.webp 768w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide_right_3335_v2-864x1536.webp 864w" sizes="(max-width: 1080px) 100vw, 1080px" /></figure>
</div>
</div>


<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">そうか、プログラミングか、と静かに諦めた</span></h2>



<p>「そうか、プログラミングか」——そう思ったとき、私は妙にすんなり諦めることができました。</p>



<p>というのも、それ以前にエクセルのVBAで、同じ壁にぶつかった経験があったからです。VBA(Visual Basic for Applications)とは、エクセルの中で自動処理を書くためのプログラミング言語のことです。関数やマクロの延長線上にある、もう少し本格的な自動化の道具と言えます。</p>



<p>このVBAを何度か触ってみたものの、結局進まずに諦めた経験がありました。動かない、エラーが出る、思った通りにいかない。そうこうしているうちに、「自分は文系だから無理だな」と感じてしまったのです。</p>



<p>だから、RPAが「プログラミングの道具」だと分かったとき、迷いなく諦めきることができました。「あれは遠い世界の話だ」と。</p>



<p>実際、RPAを使いこなしている人は、私の身近にはいませんでした。営業職の会社で、オフィスには誰一人としていなかったのです。工場のような技術職中心の会社であれば、そういう風景が日常だったのかもしれません。けれど、私のまわりにはそれを扱う人がおらず、RPAは記事や情報の中だけで語られる、文字通り「遠い世界」の話でした。</p>



<p>いま思えば、もしかしたら、まわりにいなかったのがよかったのかもしれません。身近にいたら、余計に強い憧れを抱いていたかもしれない。見えないものは、静かに諦めがつくものです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">Power Automate Desktop——もう一つの大きな波</span></h2>



<p>それから何年か経ったある日、もう一つ大きな波が起きます。</p>



<p>マイクロソフトから「Power Automate Desktop(PAD)」がリリースされました。Power Automate Desktopは、プログラミングの知識がなくても、画面上のアイコンを組み合わせるだけで、パソコンの作業を自動化できる道具です。Windows 10搭載のパソコンで無料提供が開始され、専門のプログラマーでなくても自動化ができるというものでした。</p>



<p>これは気になりました。早速、試しに触ってみました。</p>



<p>なるほど、確かに分かりやすい。ターミナルやコマンドを使わなくても、GUI——つまり画面上のアイコンやボタンが主体になっていて、それらを一つずつ組み合わせることで、自動化の流れができ上がっていきます。</p>



<p>試しに一つだけ作ってみました。何度かやり直しはありましたが、一つの自動化フローが完成しました。</p>



<p>内容は、インターネットの回線スピードを、指定した時間に自動で計測して、エクセルの表に記録していくというものです。6分間隔で自動的に動き続ける設定にしたので、夜の間に黙々と計測が進み、表が埋まっていきました。そのときのエクセルデータは、今もそのまま保存しています。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="508" height="523" src="https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/pad-internet-speed-2021.webp" alt="Power Automate Desktopで自動記録したインターネット回線速度のエクセル表" class="wp-image-3343" srcset="https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/pad-internet-speed-2021.webp 508w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/pad-internet-speed-2021-291x300.webp 291w" sizes="(max-width: 508px) 100vw, 508px" /><figcaption class="wp-element-caption">2021年8月にPower Automate Desktopで自動記録した、インターネット回線速度のエクセル記録(一部)</figcaption></figure>



<p>派手な成果ではありません。ただ、淡々と日時と数値が並んでいるだけの表です。でも、これは私にとって「自動化を、自分の手で動かした」最初の記録でした。これが、唯一の完成品です(笑)。</p>



<p>その後、PADに関する解説動画も、時々見ていました。もっと深く学んでいけば、いろいろなことができたと思います。けれど、結局そこで終わってしまいました。</p>



<p>一つの理由は、会社で個別のソフトウェアを業務用パソコンにインストールできなかったこと。もう一つの理由は、業務と直接関係のないものを作り続けていても、どうしてもモチベーションが続かなかったことです。</p>



<p>それでも、あのとき自動化を「自分の手で動かした」という感覚は、私の中に確かに残りました。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">AIエージェントに出会って、ようやく分かったこと</span></h2>



<p>そして今、私はAIエージェントという新しい道具と向き合っています。ここに来て、ようやく分かったことがあります。</p>



<p>AIエージェントとRPAやPADが決定的に違う点が、いくつかあるのです。</p>



<p>一つ目は、日本語がそのまま使えること。この言語の壁がないのは、本当に大きいです。「こういうことをしてほしい」と、話しかけるように伝えるだけで、動いてくれます。RPAやPADは、決まった内容を正しく設定するだけでも、慣れるまでに時間がかかりますし、それなりの知識が必要でした。</p>



<p>二つ目は、分からないときに、選択肢を示してくれること。目的ははっきりしている、でも手段が詳しく分からない——こういう場面でも、AIが「こういう方法とこういう方法があります、どちらにしますか」と提案してくれます。自分一人で悩み続ける必要がない。</p>



<p>三つ目は、正直に「できない」と言ってくれること。今の状況や環境では難しい、という回答をきちんと返してくれます。これは意外と大事なことです。できないことを、無理やりやろうとして時間を溶かすことがなくなりました。</p>



<p>もちろん、私はRPAやPADの専門家ではないので、認識が違う部分があるかもしれません。ただ、一つはっきり言えるのは、AIエージェントは、プログラミング知識のない私でも、格段に扱いやすい道具だということです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">三段階の、静かな到達点</span></h2>



<p>こうして振り返ってみると、私の「パソコン自動化の夢」は、いつの間にか三段階の旅路になっていました。</p>



<p>RPAを知って憧れた日。<br>PADで一つだけ、自動化を動かせた日。<br>そしてAIエージェントに出会って、言葉の壁がなくなった日。</p>



<p>一足飛びではありませんでした。でも、少しずつ、確実に、自分の側に引き寄せられてきた感覚があります。諦めきったと思っていた夢が、実は静かに熟成されていたのかもしれません。</p>



<p>次回は、私が会社員時代に「自分には絶対に関係ない」と思っていた、あの黒い画面——ターミナルの話を書きたいと思います。AIエージェントが、私とターミナルの間に、どんな橋を架けてくれたのか。その体験の話です。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p><strong>【このシリーズについて】</strong><br>この記事は「パソコンのなかった時代から追いかけてきた、自動化という夢」シリーズの一編です。非エンジニアの私が、AIエージェントと向き合いながら体験したことを、ひとつずつ記録していきます。</p>



<p>シリーズの他の記事はこちらからご覧いただけます → <a href="https://brightlivingnotes.com/tag/%e8%87%aa%e5%8b%95%e5%8c%96%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e5%a4%a2%e3%82%b7%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%ba/">シリーズ一覧</a></p>

]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>会社員時代、毎日の仕事の中で静かに願っていた『自動化』——朝のメール、報告書、そして同僚との小さな会話</title>
		<link>https://brightlivingnotes.com/automation-dream-pre-pc-era-series-2/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[fukky]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 19 Apr 2026 07:08:32 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[デジタル・テクノロジー]]></category>
		<category><![CDATA[AIエージェント]]></category>
		<category><![CDATA[Claude Code]]></category>
		<category><![CDATA[仕事効率化]]></category>
		<category><![CDATA[営業職]]></category>
		<category><![CDATA[自動化]]></category>
		<category><![CDATA[自動化という夢シリーズ]]></category>
		<category><![CDATA[非エンジニア]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://brightlivingnotes.com/?p=3323</guid>

					<description><![CDATA[会社員時代、毎日の業務をこなす中で静かに感じていた「もっとうまくやれないか」という思い。朝のメール処理、シーズンごとの資料作り、報告業務、同僚との会話。あの頃の小さな願いが、いまAIエージェントで叶い始めている話。自動化という夢シリーズ第2回。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>朝、会社に着いて、パソコンを立ち上げる。</p>

<p>これが一日の始まりでした。でも、パソコンがまだ普及していなかった頃は、まず手書きのメモ帳を開くところから始まっていました。その日にやることを、手書きで書き出していく。ToDoリストという言葉すら、まだ一般的ではなかった時代です。</p>

<p>今回は、そんな毎日の仕事の中で、私が静かに感じていた「もっとうまくやれないか」という思いを、振り返ってみたいと思います。</p>


  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-7" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-7">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">朝、会社に着いてからの時間</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">時間を大きく取った、シーズンごとの資料作り</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">すべては自分事、でも報告業務だけは</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">「メールで通知が来たら便利だね」</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">マクロを覚えるか、専門の人に頼むか</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">いま、あの願いが叶っている</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">朝、会社に着いてからの時間</span></h2>

<p>会社員時代、朝の貴重な時間は、毎日あっという間に過ぎていきました。</p>

<p>メールの確認、返信、必要に応じて送信。全体や部署単位の伝達事項の確認と連絡。スケジュールチェック。売上進捗の確認。そして、その日のTodoリストの整理。</p>

<p>これを毎朝、出社後すぐにこなしていきます。どれも一つひとつは数分の作業です。でも積み重なると、あっという間に時間が過ぎていきます。</p>

<p>パソコンがある時代になってからは、Todoリストもパソコンの中に収まるようになりました。それ以前は、先ほど書いた通り、手書きのメモ帳です。毎日、一枚一枚書き出して、終わったら線で消していく。あのメモ帳の束が、どこかに残っているかもしれません。</p>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-28f84493 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1080" height="1920" src="https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-140.webp" alt="" class="wp-image-3324" srcset="https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-140.webp 1080w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-140-169x300.webp 169w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-140-576x1024.webp 576w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-140-768x1365.webp 768w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-140-864x1536.webp 864w" sizes="(max-width: 1080px) 100vw, 1080px" /></figure>
</div>


<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1080" height="1920" src="https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-141.webp" alt="" class="wp-image-3325" srcset="https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-141.webp 1080w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-141-169x300.webp 169w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-141-576x1024.webp 576w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-141-768x1365.webp 768w, https://brightlivingnotes.com/wp-content/uploads/2026/04/slide-141-864x1536.webp 864w" sizes="(max-width: 1080px) 100vw, 1080px" /></figure>
</div>
</div>

<h2><span id="toc2">時間を大きく取った、シーズンごとの資料作り</span></h2>

<p>毎日の作業とは別に、シーズンごとに大きな山がやってきます。</p>

<p>営業職でしたから、季節ごとに大きな商談がありました。その資料作りに、まる一日、時には二日かけることもありました。取引先ごとに内容を変え、数字を整理し、提案の形に整えていく。後々、会社でテンプレートが用意されるようになってからは、かなり楽になりました。それでも、テンプレートを埋めていく作業そのものに、それなりの時間がかかります。</p>

<p>取引先へ配布する説明資料を作るのも、時間を要する仕事でした。これも不定期にやってきます。日々の業務の合間を縫って、少しずつ進めていく。スケジュールを変更して仕上げることもありました。</p>

<p>こういう作業は、「必要な仕事」として自分の中で消化していました。誰かがやらなければならない。そして、それを任されているのは自分である。そう考えて、黙々と進めていました。</p>

<h2><span id="toc3">すべては自分事、でも報告業務だけは</span></h2>

<p>この歳になって振り返ると、私は仕事に対して、不満を言うほどの時間もありませんでした。すべての工数は必然、つまり自分事だと考えていました。「なぜ自分がこれをやらなければならないのか」と疑問に思うことは、ほとんどありませんでした。</p>

<p>ただ、報告業務だけは、意外と面倒だなと感じていました。</p>

<p>週次の報告、月次の報告、案件ごとの報告。その都度の報告は、内容が違うので個別に書き起こしていましたが、フォーマットは似ています。数字を集めて、所定の欄に入れて、一言コメントを添える。一つひとつはそれほど重い作業ではないのに、なぜか気が重い。そんな種類の仕事でした。</p>

<p>不満というほどのものではない。でも、できることなら、この時間をもっと本来の営業活動に使いたい。そう思っていたのは確かです。</p>

<h2><span id="toc4">「メールで通知が来たら便利だね」</span></h2>

<p>ある時期から、社員用の端末で、自分の売上進捗が閲覧できるようになりました。大きな変化でした。それまで事務方に頼んで出してもらっていた数字が、自分のパソコンから直接見られるようになったのです。</p>

<p>ただ、見るためには、毎回端末を開いて、画面を切り替えて、自分の担当の欄を探さなければなりません。ある日、同僚とこんな会話をしました。</p>

<blockquote>
<p>「これ、わざわざ見に行かなくても、メールで通知が来たら便利だよね」<br>
「個別の進捗も、設定しておけば自動で届くようにならないかな」</p>
</blockquote>

<p>今なら、当たり前に実現できる話です。通知設定、自動配信、ダッシュボード。でも、当時の私たちにとっては、「そうできたらいいね」で終わる話でした。誰かに頼んで実現してもらうには、あまりに小さな願いでしたし、自分でどうにかできる手段も持っていませんでした。</p>

<p>それでも、同僚と交わしたあの会話は、私の中に残っていました。自動化への関心は、そういう小さな瞬間の中に、確かに存在していたのだと思います。</p>

<h2><span id="toc5">マクロを覚えるか、専門の人に頼むか</span></h2>

<p>エクセルのマクロや関数を使えば、手作業の多くが自動化できる。そのことは、当時からうっすらと知っていました。</p>

<p>実際に、少し覚えて試してみたこともあります。一度作ってしまえば、確かに便利でした。でも、最初に作り上げるまでに時間がかかります。動かない、エラーが出る、思った通りに動かない。そうこうしているうちに、手作業でやったほうが早い、という結論に落ち着くことが多かったのです。</p>

<p>結局、本格的な自動化は、部署で専門にやっている人に頼むことが増えていきました。その人に任せたほうが、早く、正確に、仕上がる。自分の時間は、本来やるべき営業活動に使ったほうがいい。</p>

<p>社内業務の時間を減らすのも、ひとつの課題だと考えていました。営業職として、取引先と向き合う時間を増やすこと。社内での事務処理を効率化すること。この二つは、常に天秤にかかっていました。</p>

<p>いま思えば、これはまさに「自動化」への関心そのものです。ただ、当時の私にはそれを自分で実現する手段がなかった。それだけのことでした。</p>

<h2><span id="toc6">いま、あの願いが叶っている</span></h2>

<p>時代は流れました。</p>

<p>いま、私はAIエージェントという新しい道具と向き合っています。朝一番のメール整理、売上進捗の通知、報告書のフォーマット埋め、取引先ごとの資料作成。あの頃、私と同僚が「できたらいいね」と話していたことが、日本語で指示するだけで現実になる時代です。</p>

<p>エクセルのマクロを組むのに苦労していた私が、いまは自然な日本語で「このデータをこういう形にまとめてほしい」と頼めます。「最初に作り上げる時間がもったいない」という理由で諦めていた自動化が、数分で形になっていく。</p>

<p>会社員時代の自分に、そっと教えてあげたい気持ちになります。大丈夫、いつか、それは叶うよ、と。</p>

<p>そして次回は、あの頃、私が横目で見ていた「RPA」という道具の話を書きたいと思います。自動化への憧れと、手の届かなかった距離の話です。</p>

<blockquote>
<p><strong>【このシリーズについて】</strong><br>
この記事は「パソコンのなかった時代から追いかけてきた、自動化という夢」シリーズの第2回です。非エンジニアの私が、AIエージェントと向き合いながら体験したことを、ひとつずつ記録していきます。<br>
第1回：<a href="https://brightlivingnotes.com/automation-dream-pre-pc-era-series-1/">パソコンのなかった時代から追いかけてきた、自動化という夢——ついに、その扉が開いた話</a><br>
シリーズ一覧：<a href="https://brightlivingnotes.com/tag/%e8%87%aa%e5%8b%95%e5%8c%96%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e5%a4%a2%e3%82%b7%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%ba/">自動化という夢シリーズの記事一覧</a></p>
</blockquote>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>パソコンのなかった時代から追いかけてきた、自動化という夢——ついに、その扉が開いた話</title>
		<link>https://brightlivingnotes.com/automation-dream-pre-pc-era-series-1/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[fukky]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 18 Apr 2026 12:42:14 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[デジタル・テクノロジー]]></category>
		<category><![CDATA[AI・Claude、エンジニア思考、非エンジニア、生産性、アプリ作成]]></category>
		<category><![CDATA[AI活用]]></category>
		<category><![CDATA[Claude Anthropic Cowork AIエージェント RPA AI活用 デスクトップアプリ]]></category>
		<category><![CDATA[Claude Code、ターミナル、AI活用、初心者、Mac]]></category>
		<category><![CDATA[自動化]]></category>
		<category><![CDATA[自動化という夢シリーズ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://brightlivingnotes.com/?p=3316</guid>

					<description><![CDATA[パソコンがこの世になかった時代から仕事をしてきた私が、いまAIエージェントという新しい道具に出会いました。会社員時代に諦めたRPAへの憧れ、そして「自動化という夢」がついに叶い始めた今の感慨を綴ります。非エンジニアの体験シリーズ第1回。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>パソコンというものが、まだこの世になかった頃から仕事をしてきました。</p>

<p>手書きの書類、紙のファイル、朝のミーティングでの文書の読み上げ。今では想像しにくいかもしれませんが、それが私の若い頃の日常でした。</p>

<p>そんな私が、いま、「パソコンが自分で考えて動いてくれる時代」に立ち会っています。隔世の感、という言葉では足りないくらいの変化です。</p>


  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-8" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-8">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">Windows95がやってきた日</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">「これを自動でやってくれないか」と願った日々</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">その扉が、いま開いた</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">大きな波は、もう来ている</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">Windows95がやってきた日</span></h2>

<p>あの頃、Windows95が発売され、パソコンというものが広く知られるようになりました。それから数年後、勤めていた会社でも1人1台のパソコンが支給され、仕事の生産性が大きく上がったのを覚えています。</p>

<p>今ではもう想像することも少なくなりましたが、パソコンの導入によって、仕事の形はいくつも変わっていきました。</p>

<p>オフィスには「文書棚」というものがありました。紙のファイルを保管しておく棚です。そこに本社からの連絡文書などがファイルに綴じられ、保管されていました。情報の伝達は、毎朝のミーティングで上長から部下に口頭で伝えられ、その後回覧され、文書棚に戻るという流れでした。</p>

<p>回覧を先にしていては伝達が遅れてしまうので、全員の前で、文書が到着するとすぐに読み上げられていました。やがて紙の連絡文書からメールを使うようになり、この朝のミーティングも週1回程度に減り、内容も、一方通行の情報伝達から、お互いの状況確認の場へと変わっていきました。</p>

<p>当時は、取引先からの注文を電話で受ける専門の部署もありました。人数にして約15名、大方が女性で占められていました。その部署も、時代とともになくなり、オンラインでの注文が主流となっていきました。</p>

<p>セールス個人の売上状況も、社員用の端末で見られるようになりました。すると、各セールスがエクセルを使って自分なりの分析を始めるようになります。便利になった一方で、会社にいる時間がかえって長くなっていったような感覚もあります。</p>



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</div>

<h2><span id="toc2">「これを自動でやってくれないか」と願った日々</span></h2>

<p>営業職だったので、早く取引先へ出発しようと心掛けてはいました。しかし、パソコンの使い方に悪戦苦闘したり、他の社員の分まで面倒を見たりして、上長に指摘されて慌てて会社を出ていくことも、しばしばありました。これも当時の苦い思い出です。</p>

<p>毎朝のメール処理、エクセルへの転記、同じような報告書の作成。繰り返される作業を目の前にして、「これを自動でやってくれないか」と願った日は、数えきれません。</p>

<p>あの頃、「RPA」という言葉を耳にするようになりました。RPA(Robotic Process Automation)とは、パソコン上の決まった作業を自動でやってくれる仕組みのことです。たとえば「毎朝9時にエクセルを開いて、データをコピーして、別のシステムに貼り付ける」といった繰り返し作業を、ロボットのように代わりにやってくれます。エンジニアの人たちが使いこなしているのを横目で見ながら、「いいなあ、自分もああやって自動化したい」と思ったものです。けれど、私には手が届きませんでした。専門知識がないと扱えない道具だったからです。「自分には関係のない世界だ」と、静かに諦めていました。</p>

<h2><span id="toc3">その扉が、いま開いた</span></h2>

<p>それから長い時間が経ちました。</p>

<p>いま、私はAIエージェントという新しい道具と出会っています。日本語で指示するだけで、パソコンが自分で考えて動いてくれる——そういう時代が、ついに始まりました。プログラミングの知識がまったくない私のような人間でも、パソコンを自動で動かしたり、ホームページを作ったり、小さなアプリを作ったりできるようになっています。</p>

<p>会社員時代に諦めたあの夢が、いま、この手の中にあります。</p>

<p>もちろん、新しい道具にはいつも気をつける点があります。完全な道具など、この世にはありません。足りない部分は理解したうえで、良いところを最大限に使う——それが、この歳になって私が辿り着いた付き合い方です。恐れすぎず、過信もせず、楽しみながら使う。それが一番、生活が豊かになる道だと感じています。</p>

<h2><span id="toc4">大きな波は、もう来ている</span></h2>

<p>こうして振り返ってみると、驚くほど生産性が上がってきたことがよくわかります。もう、かつての仕事のやり方を同じように続けることはできません。新しい時代の波をうまく習得して、個々の生産性を上げていくことは、とても理にかなったことだと思います。</p>

<p>ここへきて、パソコンの自動化という波は、間違いなく大きな波になっていくでしょう。パソコンの誕生、インターネットの誕生、スマートフォンの出現——これらに匹敵するほどの大きな変化が、いま目の前で起こっていると感じています。</p>

<p>このシリーズでは、そんな時代の中で、私自身が実際に体験し、試し、つまずき、気づいたことを、ひとつずつ記録していきたいと思います。エンジニアでもプログラマーでもない、ただの一人の退職者が、AIという新しい道具とどう向き合っていくのか。その素直な記録です。</p>

<p>同じ時代を生きている皆さんと、この大きな波を一緒に楽しんでいけたらと思っています。</p>

<blockquote>
<p><strong>【このシリーズについて】</strong><br>
この記事は「パソコンのなかった時代から追いかけてきた、自動化という夢」シリーズの第1回です。非エンジニアの私が、AIエージェントと向き合いながら体験したことを、ひとつずつ記録していきます。</p>
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