最近、AIが自分で考えて行動する「エージェントAI」という使い方が急速に広まっています。Claudeが、指示を受けるだけでなく、パソコンを操作したりファイルを作ったりと、自律的に動くようになってきました。
そのエージェントAIが最も力を発揮する舞台が「ターミナル」というモード。ターミナルとは、パソコンに文字で命令を送る画面のことです。エンジニアがよく使うあの黒い画面のモードのことです。
全く素人の私は、プログラミングもできなければ、当然エンジニアでもないです。そしてコマンドも知りません。ターミナルは「自分には関係ない世界」だと思っていました。
そこで試してみたのが、ClaudeのAIに通訳をお願いする方法です。日本語で指示するだけで、Claudeがターミナルを動かしてくれます。本当にできるのか、実際にやってみました。
ステップ1:まずフォルダを一つ作る
「デスクトップにTESTというフォルダを作ってください」——そう日本語で入力しました。するとClaude Codeがターミナルにmkdir ~/Desktop/TESTというコマンドを自動生成し、実行。デスクトップを確認すると、本当にTESTフォルダが生まれていました。たったこれだけです。コマンドは一文字も自分では打っていません。
ステップ2:複数フォルダをまとめて作る
「TESTフォルダの中に写真・動画・文書・音楽の4フォルダを作ってください」→ 一文で4フォルダが完成しました。
ステップ3:ファイルを作って文字を書き込む
「メモ.txtを作って『これはClaude Codeで作ったファイルです。』と書き込んでください」→ ファイルが作られ、文字も入力されていました。
裏側で動いていたコマンド
echo "これはClaude Codeで作ったファイルです。" > ~/Desktop/TEST/メモ.txt
このコマンドを知らなくても、日本語だけで同じことができました。
定年退職後にAIを学ぶということ
私はエンジニアでも、プログラマーでもありません。定年退職後に、時間ができたことをきっかけにAIに興味を持ち、少しずつ触り始めました。
最初はChatGPTで文章を書いてもらうことから始まり、やがてClaudeを使うようになり、そしてClaude Codeというツールに出会いました。正直、「ターミナル」という言葉を聞いただけで「自分には無理」と思っていました。
でも実際にやってみると、ハードルは想像より低かった。日本語で話しかけるだけで、パソコンが動く。コマンドを覚えなくていい。この体験は、「AIは若い人やエンジニアのもの」という思い込みを、静かに壊してくれました。
退職後の時間は、新しいことを学ぶのに十分な余裕があります。むしろ、焦らずじっくり試せるこの時期だからこそ、AIとの付き合い方を自分のペースで探れるのかもしれません。
やってみて感じたこと
頭で「できる」と理解していても、実際に目の前でフォルダが現れるのは全く違う体験です。体験して初めて、このエージェントAIの凄さがわかりました。コマンドを覚えなくていい時代が来ています。まず、自分の目で見て体験をする機会が大切と感じました。
「難しそう」と思っているものほど、実際に触ってみると意外とシンプルだったりします。AI時代の入口は、思っているよりずっと近いところにあります。
※ Claude Codeの利用にはAnthropicの有料プランへの加入が必要です。詳細はAnthropicの公式サイトをご確認ください。
この体験を通じて強く感じたのは、「わからないこと」は恥ずかしいことではなく、AIに橋渡ししてもらえる時代になったということです。コマンドを覚えなくても、日本語で伝えれば動く。この事実は、シニア世代にとって大きな希望だと思います。私自身、この後もClaude Codeを使い続け、簡単なウェブアプリまで作れるようになりました。
次に試してみたいこと
この体験をきっかけに、「日本語で操作できるなら、もっと複雑なことも頼めるのでは」という好奇心が湧いてきました。今後試してみたいのは、CSVファイルの整理や、簡単な集計処理の自動化です。エンジニアが時間をかけてやることを、AIに頼めば数分で終わる可能性がある。定年後のデジタル活用として、Claude Codeはまだまだ使い道がありそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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